いのちをつなぐ・天野茂作詞の歌9・up26

ずっと続いているいのちをつなぐリレー。

個体生物のいのちには限りがある。

おすだけで、めすだけではいのちをつなげない。

それぞれの雌雄個体の生殖器が生み出す卵と精子が合体する。

新しいいのちの誕生。

それはドラマチックないとなみ。

いのちをつなぐ

            天野茂

セミは卵からかえり木の下へ

土にもぐり根の汁すい育つ

夏が訪れ木に登り羽化

ミーンとめすを呼びいのちをつなぐ

さけは川の上流でかえる

川を下り広い海で暮らす

急な川を上り生まれた地へ

めすがおすと産卵いのちをつなぐ

米のもみが芽を出す苗づくり

田んぼに植えられ稲が育つ

花粉が風で飛び雌しべが受精

稲穂が実りいのちをつなぐ

人は生まれて二十歳で成人

男女が愛しあい卵が受精

母体の子宮で守られ育つ

オギャーと生まれていのちをつなぐ

しげるーむ通信YOU索引

天野茂は呼吸器を付けて声は出せないが詩を作り歌を楽しむ。 天野茂作詞の歌などYouTubeに発表した作品を記事にしてカテゴリーに分類しています。

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