「しげるーむ」が故郷になる日・天野茂詩紹介
故郷には、懐かしい少年時代の思い出がある。
現在多摩ニュータウンに住みALS在宅生活をしている。
部屋を「しげるーむ」と名付け思い出を沢山つくりたい。
「しげるーむ」が故郷になる日
天野茂
1階4LDK南側の1室が私の部屋「しげるーむ」
目の前は遊歩道で緑地と赤土の宝野公園が広がっている
多摩市プロムナード団地に住んで30年以上になる
退職後プロムナードサロンの活動をした
コミュニティーセンター調理室で手打ちそばづくり
グリーンライブセンターの竹で七夕飾りづくり
ベネッセ21階プラネタリウムで星の世界鑑賞
団地集会室で声を合わせて歌った日々
共に過ごした人と場面を思い出す
家の周りを公園が囲んでいる
駅から池、芝生を見渡して散策する中央公園
富士山を見ながら歩いた富士見通り公園
青い空、鮮やかな新緑、長い桜並木
車イスに乗って自然を感じて遊歩道を歩く
私の故郷は東海道53次の宿場町岡崎市
お寺が多くあり岡崎城がある
天守閣から見る街並み
山・川・学校思い出がよみがえる
ニュータウンは都市計画で造られた街
故郷と呼べる街を目指す
土を盛り上げて鶴牧山をつくる
ニュータウンの街並みが一望できる
私は妻と家でALS在宅生活をしている
近くに住む息子も力になってくれる
ヘルパー・看護師・医師・訪問入浴が生活を支える
「ALS再会と歌の世界」も積み重ねてきて50回をこえる
地域の人がグループを作って継続して訪れてくれる
ふれあいは理解、やさしさ、微笑みをうむ
私は「しげるーむ」で思い出を沢山つくりたい
「しげるーむ」が故郷になる日・up127・天野茂詩
0コメント